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株売買するようになってからかなりになる。19から始めたからね。
で、株売買とはなにか、その本質を知るにはかなりの時間が かかる、そんな気がした。決して「儲かる方法」ではない。 ボクが株売買するとき、いろんな次元で経済を見つめた結果 だという気がしてならない。ボクは売買するポスト、資本金の大きさ、 経営者の資質、といったことを参考にする。 これらを理解するにはすぐには無理だと思う。 以前、「ツガミ」なる会社の株式を所有していた。 少し前、株価を確認して驚いた。かなり高くなっていた。 ツガミにワシノ機械なども所有していたが、どちらも再建社長 の大上さんが社長を務めたところだ。 このように、株売買するとき、大きな資本を動かせない人間は ストーリーというか、自分なりの社会との向き合い方を利用する ことが多い。「どうせ70万円しか株に回せないのなら、再建社長 がやってるとこにしよう」だ。 ボクは以前から「石油株」「医薬株」を所有したかった。 だが、どちらも2000円、3000円の株価でとても手が 出せなかった。だから、もある。 株売買しない人からすると「儲かりそうだからそこを買ったんだろう」 と思うかもしれないが、もちろん儲からなければ意味はないが、 儲けることはそんなに簡単じゃない。それより今後の経済の動向を つかむことができれば、の方がより大きい気がする。 それはひるがえって自分の仕事につながることも多い。 そのためには、やはりある程度の時間が必要だ。 初めは「儲かった」「損した」かもしれないが、動かす元手は 自分のお金。それが少し大きくなったか、小さくなったか、に過ぎない。 それにて株の本質が分かればそれはそれですばらしいのではないだろうか。 #
by ikeda-88
| 2012-08-10 05:59
なにげない一言が進路を変えることがある。不思議な話しだ。
ボクは高校にあがるとき単身、京都に留学することになるのだが、 中学3年の冬くらいに留学先の先生と1対1の面接がおこなわれる ことになった。 先生はひっきりなしにタバコを吸われ、消してはつけ、吸っては 消す、そんな感じだった。そこでの会話はほぼ覚えてないのだが、 何年も経ってから「あのときの池田君の一言が君を引き受ける きっかけになったんだ」、そんな話しを聞かされた。 その話しを聞いても、別にたいした話しには感じられなかったが。 その内容とは。 「池田君、君、高校、あかんかったらどうするんや」。だ。 こんな質問がされたことを、ボク自身はよく覚えてない。 それに対する応えは「高校がダメだったら一年、京都で暮らして ここ(留学先)に通い、翌年高校を受験します」だったらしい。 母親とは高校がダメだったときのことは話し合っていたから、 さほど返答につまるということはなかった。上記にある通りの つもりでいた。 なぜ、こんな質問がなされたかというと、中学からの単身での 他県からの受験は認められなかったからで、よって一つだけ受験した。 ボク自身はこの返答すら覚えていない。 先生は定期的にOBを集めた会を主催されており、ボクもそこに 参加したことが一度だけあるのだが、OBの人たちからてんまつを 聞かされた。「先生が君を引き受けるのは大変やったんやぞ、 それを最後に決めることになったのが、あの一言やったんやで」。 ボク自身、先生からこの話しを聞いてはいなかった。OBからの 話しが最初で最後だった。 あの面接はこれほどまでに大きな意味を持っていたのか。後々 考えるのはそんなことだった。 あのとき、ちゅうちょして「高校がダメだったら一度山口に戻って しっかり勉強します」でもダメだったと思う。それを今さらながら 考えてみると不思議な気がしてならない。一言は本当に恐ろしい。 #
by ikeda-88
| 2012-08-09 06:42
人間というものはタフにできているものだとつくづく思う。ま、
真似はしない方がいいと思うが。 京都で一人での生活が始まった。アパートも確保した。 アパートにはこんなものがあった。多分、その存在を知る人も 少ないはずだ。5円を入れると一定時間ガスが使える器具だ。 5円を入れる場所があり、ガチャリと回すとセット完了。 今、突然、思ったのだが、ひょっとすると2枚、3枚の投入 もできたかもしれない。1枚しか入れたことはない。 ガスを使うのは日曜の夕刻、お湯を沸かすため、くらいのもの。 やかんに半分ほど水を入れ、沸かしてやる。そのころ、京都の 水はとてもまずかった。お茶にしたのはそれもあった。 この5円ガス、やかんを沸騰させるくらいなら十分使える。 ということは、そのころ全国的にゲームセンターにあるような ガチャガチャみたいな機械が、販売できるほど需要があったわけだ。 このアパートでは結局、冷蔵庫を買うことはなかった。そもそも アパートに長い時間いないわけで。冷蔵庫がないことで食あたり に見舞われることにもなったが。 さて。 お茶である。高校生だったので、あまり社会常識がない。「お茶 は急須で入れてやる」と思っていたが、何度も何度も使い回しを していた。ある日、中を見たらカビがびっしり。入れて飲んでいた 寿司屋にあるようなお茶碗の底にもカビがびっしり。 親からは「カビに気をつけろ」とか「身体に悪いものは食べるな」 など、一切、聞いてなかった。よくあんな環境で生活できたものだと 感心してしまう。 人間というのは意外にタフにできているものだ。高校生や大学生 ならなおさらだ。「これは身体に悪い」「不衛生だ」と考える前に 「このくらい大丈夫だ」があっていい。 今、思うが、人間の身体は不衛生の中で強くなっていく面があると 思う。甘やかすばかりが良いことじゃない。ってね。 #
by ikeda-88
| 2012-08-08 05:58
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