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そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
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付き合う

 たまにだけど、「池田さんはあの人とよく付き合えますね」とあきれ
られるというか、そんな言葉を聞かされることがある。共通の知人の
おこないについて「もう、かなりうんざり」なんだろうね。
 先般も聞かされ、思わず笑ってしまった。

 反面から観察するに、ボクなんぞもかなり失礼なことをやっているはずだ。
 この世はお互いに迷惑のかけ合いみたいなところはある。

 では、なぜ、それらの方と平然と付き合えるのか。簡単なことだ。
 ボクは相手を数値化してる。もとは0でも100でもない白紙の状態。
 一つ一つの出来事を通じてその数値が上がったり、下がったりするだけ。
 これって、けっこうみんなやってるんじゃないかな。

 これには約束事も含まれるから、もちろん「多少の時間のムダ」と「多少
のお金のムダ」は発生する。ま、これも人間社会にありがちなこととして
とらえる必要があるだろう。

 逆に、これらの「いいかげん人間」を許せない人たちもちょっと注意が
必要だ。「社会人というものはきちんとしてるのが当たり前で、それから
外れた人はおかしい、許せない」になりがちなんじゃないかな。

 ボクにはそんな認識はなくて、ただ単に「30点をつけられた大人が」
存在してるだけだ。

 いろんな人と共同して活動を行う場合、必ず、これらの問題が必ず発生する。
 そして、ときには反面から観察することも忘れてはならない。

 ボクは時間に厳しい。きちんと守る人間だ。こんな人間からすると
ついつい「時間を守らないやつは許せない」になりがちなんだが、ほかに
非礼がないとは限らない。人はみんなひいき目で見る癖があるから、
自分のことは許しちゃう、ってところがある。
 ま、この世に存在する大人は「完璧な大人」と「完璧になりたい大人」
だけで構成されてるわけじゃないことを再度、脳裏に刻んでおきたいものだ。

by ikeda-88 | 2012-03-15 06:46
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