そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
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タフ

 人間というものはタフにできているものだとつくづく思う。ま、
真似はしない方がいいと思うが。
 京都で一人での生活が始まった。アパートも確保した。

 アパートにはこんなものがあった。多分、その存在を知る人も
少ないはずだ。5円を入れると一定時間ガスが使える器具だ。
 5円を入れる場所があり、ガチャリと回すとセット完了。

 今、突然、思ったのだが、ひょっとすると2枚、3枚の投入
もできたかもしれない。1枚しか入れたことはない。
 ガスを使うのは日曜の夕刻、お湯を沸かすため、くらいのもの。
 やかんに半分ほど水を入れ、沸かしてやる。そのころ、京都の
水はとてもまずかった。お茶にしたのはそれもあった。

 この5円ガス、やかんを沸騰させるくらいなら十分使える。
 ということは、そのころ全国的にゲームセンターにあるような
ガチャガチャみたいな機械が、販売できるほど需要があったわけだ。
 このアパートでは結局、冷蔵庫を買うことはなかった。そもそも
アパートに長い時間いないわけで。冷蔵庫がないことで食あたり
に見舞われることにもなったが。

 さて。
 お茶である。高校生だったので、あまり社会常識がない。「お茶
は急須で入れてやる」と思っていたが、何度も何度も使い回しを
していた。ある日、中を見たらカビがびっしり。入れて飲んでいた
寿司屋にあるようなお茶碗の底にもカビがびっしり。

 親からは「カビに気をつけろ」とか「身体に悪いものは食べるな」
など、一切、聞いてなかった。よくあんな環境で生活できたものだと
感心してしまう。

 人間というのは意外にタフにできているものだ。高校生や大学生
ならなおさらだ。「これは身体に悪い」「不衛生だ」と考える前に
「このくらい大丈夫だ」があっていい。
 今、思うが、人間の身体は不衛生の中で強くなっていく面があると
思う。甘やかすばかりが良いことじゃない。ってね。
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by ikeda-88 | 2012-08-08 05:58
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