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「ボクは猟師になった」がおもしろい。千松という人が
書いた本だ。ひょっとして題名が違ってるかも。 今の日本人のほぼ100%にとって「狩猟」という言葉は まるで関係ない世界、浮世離れした世界なはずだ。 著者はまだまるで若いのだがそんな浮世離れした世界に 暮らしていらっしゃる。ということになるな。 「奥が深い」なる言葉がある。 「その道を究めるのになかなかコツや時間がかかり、 やればやるほど新たな発見があったりする」ことを言う。 「イノシシをワナで仕留めるには(ここに右足を置いて)、 (ここでジャンプして左足をつくだろう)など推察して 仕掛ける。それが当たったときは自分の考えの正しさが証明 された気がしてとてもうれしくなる」なんて記述は現代人の ほぼ100%にとってまったく理解できない話だろう。 「スズメを狩猟するときは近くにカラスを置き(置物) おとりのスズメを放しておく」なども初めて聞く話だろう。 著者は 「ほとんどの人がイノシシの肉は生臭く、だからミソ仕立て にしないと食べることができないと思い込んでいる。シカの肉も 同様できちんと処理すればこれほど滋味あふれる味わいのある ものはない」と太鼓判を押している。 まーここでほとんどを書いてしまっちゃー意味がない。 上に書いたのはただの聞き書きでそれに対するきちんとした 内容は著書にゆずるとしよう。 わりと軽い本だけどしっかり読めて知らなかった事実もたくさん でてくる。買って読む価値は十二分にあると思うな。
by ikeda-88
| 2008-11-18 07:47
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