そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

感謝

 改めて考えてみると、ボクは私立中学を受験して不合格、
広島にある大学を二つ、うけてどちらも不合格になっている。
 大学受験のとき、さっぱり分からないので寝ていたら試験官に
注意された。(まじめにやれっての)。 

 唯一、合格だったのは高校受験のみである。ただ合格だったの
だが、あそこは「専願」と「併願」とあって、一つしか受験
してないので、もちろん専願。こっちにしておくと合格しやすくなる。
 保険をかけてないからね。
 こうしてみるとことごとく失敗してる感じがするね。

 以前はこれらの事実に対してできるだけ目をそむけていた。自分の歴史
からきれいさっぱり洗い流してしまいたかった。自分の「珠算8段、
暗算9段」のみの輝かしい歴史だけで十分、そんな気分でもあった。

 ただ、実社会に出てみると逆なんだよね。
 ボクは企業には就職せず、いきなり自営である。人からは「不安定
の象徴」みたいに思われているのだが、自分の中では全くそんなことは
なかった。「そもそもダメだから」である。

 ボクも上の事実をときに忘れて「なんでオレはいきなり自営になんて
なることができたんだろう」なんて思うことがある。一般の人にとっては
「あの大学を出てるのに、オレは今、何をしてるんだろう」みたいな
感覚があるはずだが、そんな心配は一切なかった。

 「ほかのものになれるんだったら、やってみたら」だ。
 「あの会社に残っていれば、もっとこうだったかも」、そんなことも
一度も脳裏をかすめたこともない。もともと「あの会社」が存在して
ないわけだし。

 要するに、一般の人にとってはジャンプのつもりがなければならない
のに、ボクなんぞは自営のエリートみたいな存在だったわけだ。
 指定席っていうところかな。約束された現在だ。
 とことんダメなら、かえって楽しい人生が待ってる気もする。
 ボクは不合格という配剤に感謝しなければいけないのかもね。
[PR]

# by ikeda-88 | 2012-08-03 06:06

特別

 特別な人にしか見つけられないものってあるんですよ。
 一週間ほど前のことです。銀行の窓口に「硬貨が作られました、
交換できます」と書かれた白い紙を発見しました。500円硬貨です。

 題材は「奈良県」と「沖縄県」。奈良県は分かったことですが
大仏、沖縄はエイサーでしょう。
 交換も両替になるので用紙に記入して、それで終わり。

 ボクたちが子供のころは、新しく切手が発売されるとなると、たくさん
の人が行列を作ったものでした。

 窓口で交換していただくと、「前回のもあります」だって。ボクは
前回の「シラセノブ」が題材になったものも交換してます。

 この手のものって「その気に」ならなければ見つかりません。
 だれかから聞かされたら、分かるんですよ。「新しく500円が
作られたらしい、銀行に行けば交換してくれるよ」と聞けばですね。
 ただ、第一の情報じゃないですね。

 銀行だって行けば教えてくれるわけじゃありません。
 「白い紙で告知してるから、興味のある人は問い合わせするだろう」
なんです。

 世の中はみんなこのようにしてできてるんですよ。「分かる人に
しか分からないように」なってるんです。
 で、分かる人にだけ情報が入ってきて、恩恵に浴することができる
わけです。結局、みんなが同一の情報は手にしてるんだけれども、
注意していない人には決して分からないわけですね。

 今はされてないと思うけど新聞にだって「ミントセット」の案内は
ずっと掲載されていたんですよ。あなたは知らないと思うけど。
 「ミントセット」とは今、使われている硬貨だけ集めてある
アルバムのこと。1700円くらい支払うと購入できます。
 こんなもの、あることも知らなかったでしょう。

 結局、違いに敏感にならなければいけないんですよ。
 「なんかおかしいな」「どこか違うな」「なぜ違うんだろう」。
 特別な人とは、特別な存在ではなく、注意して違いを見つけられる
人のことですね。
[PR]

# by ikeda-88 | 2012-08-02 06:38

ハワイ

 ボクが初めて訪れた海外はハワイです。
 実は、このハワイ、行かない予定だったのです。所属してる会で
2年に一度、海外に行こう、なんて決まり、初めてがハワイでした。

 「なにが嫌だったのか」、今、考えてもみてもあまりはっきり
してません。「なんとなく」。「飛行機が嫌い」。だったかな。

 ただ、日にちが近づいてくると「池田さん、ツアーは15人だから、
池田さんが行かないとツアーにならんのよ」なんて言われ、半ば
渋々でした。現地に着くと一番大はしゃぎしてるのは自分だったという。

 ハワイのときもそうでしたが、それ以前もそれ以後もボクは大きな
決断、重大な決断に直面すると「なんとなく嫌だな」「行きたくない」
気持ちが心中を大きく占め、だけどいざやってみると、楽しく、
またうまくやれてる自分を見つけて、自分が驚く、みたいなことを
繰り返しています。

 ボクは小心者なんでしょう。
 ただ、周りから引きずられるようにして実践してみる。すると
また違った感想が出てくる。
 多分、決断というのはだれにとっても重たく、できるなら避けたい、
ものなんでしょう。

 決断して、進んでみると案外うまくやれる自分がいて、「以前
の自分よりよほどいい」そんな感想を持ったりもする。

 半ば、嫌々出かけたハワイだけど、その後、たくさんの海外を
旅行した。そのきっかけがハワイにあったと、今では思うな。
 重い決断をするときってだれもが悩むものだと思うけど、それで
当然。ただ、今、目にしてる光景の中に応えがないのなら、正解は
そこにはないよね。
[PR]

# by ikeda-88 | 2012-08-01 06:07