そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
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プレゼント

 この世には実にたくさんのプレゼントがあふれ返ってますね。
 ボクが子供のころの話しです。そろそろお誕生日会、そんな
催しがされるころでした。
 要するに、余裕ができたということでしょうか。

 母親が主催することも多く(うちはなかったなー)、「いつも
遊んでるあの子を呼んだら」みたいに言われ、三人か四人くらいで
ケーキを食べたりします。

 真ん丸い、でかいケーキは日ごろあまり目にせず、「お誕生日会」
のときだけ食べることのできるステータスを保有していました。

 あのころ、はやったプレゼントの形態が、それぞれが一つ、
誕生日の人にあげるプレゼントを用意するというものでした。
 これは後の英会話教室のお楽しみ会あたりでも実施されましたね。

 中になにが入ってるか分からなくてかなりドキドキ。
 ボクが子供のころはどんなものをプレゼントしていたんだろう。
 あまり覚えてないな。

 子供はこんなことでいいのですが、やはり大人になるとプレゼント
に対する考え方はかなり変わってきますよね。

 「あら、また茶碗セット、だれかにあげるしかないわねー」なんて
よくあること。ボクはそんな光景を見るたびに「買ったときは何千円
ってしたのに、これじゃ価値はゼロ円だな」なんてね。

 ま、だれもが痛感してるようにプレゼントっていうのは、あげる
側が主軸に考えちゃうとダメだね。「どんなものをもらったら
うれしいか」で考えなくっちゃね。

 少し前、はやったのが「それとなく欲しいものを聞いておき、それを
プレゼントする」というもの。要するに、プレゼントというものは
「あげればなんでもいい」わけじゃなくて「欲しがってるものを
あげる」ことが基本だ。なにが欲しいか観察することも良い
プレゼントをする秘訣かもしれない。
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# by ikeda-88 | 2012-07-26 05:32

言葉

 よく行く料理屋のママとこんな話しになった。
 「ママ、ありがとね、最近、あそこ、よく行くんよ」
 「あら、良かったですね」
 「いろいろな施設があるから便利よね、商売がうまいっていうか」

 「ホントですね、ただ、わたしはあそこでこんなことがあったんですよ」
 「お昼ご飯をいただいたんですけど。どうやらわたしたちのことを
忘れてたみたいで。ただわたしもサービス業なのでそんなことも
あるとは思いますが。遅れて案内されてそのまま料理が出された
んですよ。あれはがっかりしましたね」。

 料理屋さんでは後先など、けっこう気になる。「わたしたちの
方が先に頼んだのに」「わたしたちがあのテーブルを利用するはず
だったのに」「なぜ」ってわけだ。
 お店の側はこの辺りのところがよく分かってないのかもしれない。

 ママは言う。
 「忘れていたのはいいんですよ、だれにでもあることですから。
でも、(忘れていて申し訳ありませんでした)があれば良かった
なって」。「結局、サービス業は言葉なんですよ。どこまでいっても
言葉、言葉、言葉」。

 そこでボクもついでに。
 ボク 「あの料理屋さんに行ったらさ、飲食店によくあるノート
があったんで、書いたんよ(イケダ、3人)って。カタカナで。
そしたらお店の人がやってきて(すいません、これ、店が書くもの
なんです)だって。オレの場合は悪い気はしなかったけど、
言葉って恐ろしいよね。ファミレスとかだったらお客が書くじゃん、
だからつい書いたんだけど」。

 店員さんとお客はひょっとすると、その一晩だけの付き合いかも
しれない。だけれども、その一晩の記憶がいつまでも残るとしたら、
とても恐ろしいことだよね。
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# by ikeda-88 | 2012-07-25 04:54

 ボクたちは頭で生きているとつくづく思う。
 先日、知り合いから「最近、寝不足で」なんて言うもんで「どれくらい
寝てるんや」と尋ねると「7時間は寝ないと」だって。
 「5時間だったらどうなるんや」「とにかく7時間は寝ないと
ダメなんですよ」。「なんで」「なんでもですよ」。

 実は、人間の身体なんてものはどうにでもなるものだ。7時間
睡眠はただの習慣に過ぎない。ほかのこともみんなそうだよ。

 ボクは15のとき単身、京都に留学することになった。伏見区
にあるアパートに案内された。「今、ここしか空いてないんだけど」。
 家賃も安く、すぐ決めた。ただ、ここの難点は窓が全くないところ。

 二つ、窓があるが、どちらも通路に面していた。よって外からの
空気は一切、入ってこない。ま、1年経ってよその部屋に変わった
が、フレッシュエアーの入る部屋(外側に面して窓が二つ)は二階の
一番端、だけだったけどね。

 エアコンなんて近代的なものはなかったので、とにかく夏は
地獄の暑さ。扇風機はあったかな。それでも舞い上がる熱風の中で
落ち着いて安眠もとれない。この部屋のことをその後もよく人に
話して聞かせるのだが「池田さん、それ刑務所以下ですって」なんて
聞かされたものだ。だからねー、夏は毎晩近くの自販機に走る、走る。

 アサヒのメッツ、1リッターを買いにね。そんなもん、一晩で
カラになってしまう。かなり続けたが「これでは身体がおかしくなる」
と思い、牛乳500ccに変更した。こちらも自販機。

 あのころ、つくづく思ったね。「人間ってものすごくタフに
できてるんだなー」って。こういうことの結果、壊れた身体は「本当
にやってはいけないことをやった結果」なのですぐやめるべきだ、
とのサインが点灯してるわけだ。そのとき、引き返せばいいんだよ。

 この窓なしの部屋は4畳だった。毎日、寝に帰るだけなのであまり
困ることはなかったが。そうそう。このアパートにいる間、一度も
毛布も洗濯してないし、寝間着も一度も洗ってない。人間、やって
みればなんとかなるものだ。
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# by ikeda-88 | 2012-07-24 17:12