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そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
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翻訳

 「翻訳家じゃくカレー屋になるはずだった」を読んだ。
 これはかなりおもしろい。翻訳の裏話が多くそれが
とてもおもしろい。

 さて。
 翻訳については一言物申したい。
 海外の書籍は翻訳していただけなければボクは読むこと
ができない。なので話題の本は翻訳に頼るのだが、翻訳もの
の中にはなかなか進まないものがある。
 これは元がダメなのか翻訳が今いちなのか。分からない。

 言えることは海外ものは翻訳家の方の腕にかかっている
ので、それに完全に頼ることになる、という現実だ。
 おもしろいかどうか、内容が的確に届くかどうか、すべては
翻訳家の方の力量にかかってる。元がうまくて、翻訳家の力量
も優れてなければいけないのだ。ってことになるね。

 「世界平和はナマコがもたらす」だったかな、読んだ。
 本川達雄という方が著者だ。
 ナマコというのは「どち口」と呼ぶ地域もあるそうだ。
 どちらが口だかよく分からないから。

 ナマコの生命力はすさまじく半分に切っても元どおりになる。
 だけれども、たまに復元できないことがある。その復元できない
のは人間で言えば頭の方なのだ。人間で言えば足元から再生して
いくわけだ。ありがたいね。

 また、ナマコは夏に冬眠というか夏眠をする。これはなぜか。
 夏は水温が上がりエネルギーをたくさん消費するから、なのだ。
 そんな、エネルギーを浪費するときに起きている必要は、ナマコ
にしてみれば、ないってことになる。

 ナマコにはサポニンと呼ばれる物質を身にまとってる。このサポニン
の量が多いと食べることが困難になる。中華料理でナマコは煮たもの
を使用するのは煮るとサポニンが抜けるから、なのだ。

 沖縄あたりで取れるナマコにはこのサポニンが多く、本土の青、赤、
クロはサポニン量が少ない。なので生でいただくことができるわけだ。
 やはり世界的に見てもナマコを食べる人々は少ないそうだ。
 そうなのね。やっぱりね。

by ikeda-88 | 2009-02-23 07:42
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