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きっとこれを読む人は知らないと思うが、中国の株式が大きく下落した。
よって去年一年間だけでボクの株式による損失は軽く200万を越えた。 ベルギー危機やイタリアショックなどが関係していると思う。 損したことはこれだけじゃない。株式投資なんてものは「いかに損に 耐えられるか」の勝負みたいなものだから。損するたびに売買が嫌に なんかなってられない。ごくごく当たり前の現象だ。 ボクはバブル崩壊のとき大きな損をしたことがあり、そのとき「株の 儲けで生活を替えない」と決めた。 20代のころ、よく株で儲かったといっては周囲の人たちを食事に誘い おごっていた。だが、ボクが損してもだれもおごってなどくれない。当然だろう。 儲かったり損したりを繰り返すうち、株の成績で生活を替えてはいけない と強く考えるようになった。 よってボクは株の成績がどうなろうと毎日の生活はなにも変わらない。 ボクの生活に繁華街は無縁だ。 これは事業をされている方や商売してる方も同じことだと思う。 「自分の生活費はこれくらい」と決めてしまい、それをきちんと守ること が大切だ。とかく株の儲けなどは「まし儲け」みたいな気になるから始末に悪い。 ボクは20代のころこそ国産高級車に乗っていたが、あれ以来二度と 高い車は買ってない。高級車というのはおもしろい存在で、それより格の 落ちる車を買おうとするとひどくみじめな気持ちになる。 都落ちの気分にさせられる。それくらいならハナっから普通の車に乗ればいい。 みんな普通の車に乗ってるんだから。 人間、ときにはうまくいくこともあるだろう。だが、それで調子に乗って はいけない。生活の質を替えてはならない。 儲かっても損しても、一定の生活を続けるべきだ。
by ikeda-88
| 2012-01-11 08:02
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