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そろばん塾 池田先生の徒然草


日々の徒然を短文でつづります
by ikeda-88
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女性誌

 20代のころ、よく女性誌を買っては読んでいた。
 ただ、それを買うとき友人がいつも腹を抱えて大笑いする。すると
店員さんまでつられて大笑いする。なにかこっちはとても恥ずかしい
ことをやってる気にさせられたものだ。
 とはいえ、そんなことにはめげずに買っていたな。

 女性誌っていっても、どんな名前だったかも覚えてない。
 セブンティーンとかあったな。17歳で、おまけに女性誌である。
 中になにが書かれているのかとても興味があってさ。
 女性誌全般についてそんな興味に勝てなかった。
 わりとそのころからジャンルを飛び越える感覚があったわけだ。

 ボクは今、毎週3誌くらいの週刊誌を買ってる。それらの雑誌にも
共通しているのだが、想定読者というものがある。

 それらの雑誌に必ず出てくるのが「本誌、読者にとっては」のセリフ。
 いつも公務員と官僚はボロクソにたたかれているから、これらの人たちは
想定読者に入ってないのだろう。 

 「サラリーマン諸氏」って言葉も多用されてる。それから分かることは
想定読者は「サラリーマンで30代から40代の男性」だと分かる。
 想定読者があるからこそ、ボロクソにやっつける相手も明確になる。
 「ひょっとして公務員の人も読むかも」があればまた違った表現になるはずだ。

 なにが言いたいかっていうとね、人はみな「このジャンル」って
ところに入れられてるわけ。「男が女性誌を読むはずがない」わけだね。

 これでは変わったモノの見方はできないだろう。
 「自分は男で、サラリーマンで、30代で、だからこうだ」などと決めて
しまうと同じ光景しか見えなくなる。いろんなジャンルに向かって積極的
に手を出してみるのもいいんじゃないかな。

by ikeda-88 | 2012-03-14 07:33
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