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20代のころ、よく女性誌を買っては読んでいた。
ただ、それを買うとき友人がいつも腹を抱えて大笑いする。すると 店員さんまでつられて大笑いする。なにかこっちはとても恥ずかしい ことをやってる気にさせられたものだ。 とはいえ、そんなことにはめげずに買っていたな。 女性誌っていっても、どんな名前だったかも覚えてない。 セブンティーンとかあったな。17歳で、おまけに女性誌である。 中になにが書かれているのかとても興味があってさ。 女性誌全般についてそんな興味に勝てなかった。 わりとそのころからジャンルを飛び越える感覚があったわけだ。 ボクは今、毎週3誌くらいの週刊誌を買ってる。それらの雑誌にも 共通しているのだが、想定読者というものがある。 それらの雑誌に必ず出てくるのが「本誌、読者にとっては」のセリフ。 いつも公務員と官僚はボロクソにたたかれているから、これらの人たちは 想定読者に入ってないのだろう。 「サラリーマン諸氏」って言葉も多用されてる。それから分かることは 想定読者は「サラリーマンで30代から40代の男性」だと分かる。 想定読者があるからこそ、ボロクソにやっつける相手も明確になる。 「ひょっとして公務員の人も読むかも」があればまた違った表現になるはずだ。 なにが言いたいかっていうとね、人はみな「このジャンル」って ところに入れられてるわけ。「男が女性誌を読むはずがない」わけだね。 これでは変わったモノの見方はできないだろう。 「自分は男で、サラリーマンで、30代で、だからこうだ」などと決めて しまうと同じ光景しか見えなくなる。いろんなジャンルに向かって積極的 に手を出してみるのもいいんじゃないかな。
by ikeda-88
| 2012-03-14 07:33
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