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本屋さんの店頭にて「敵兵を救助せよ」なる本
が目にとまった。最近では店頭で本を探すことは 少なくなっているのだが、その数少ない例と言える。 まず題名にひかれるのである。 時代は太平洋戦争中、舞台は大洋を走ら せる駆逐艦と駆逐艦の艦長。 ご存じかどうか知らないがこの時代の日本軍 は「生きて辱めを受けるようなことがあっては ならない」が本分。虜囚、すなわち捕虜になって はいけないとされていた。その時代にあって「雷」 艦長、工藤は英国海軍の漂流者全員、442名を 自身の危険をおして救助したのである。 戦闘海域にあってはどの国の艦船もそんな危険 は犯せず、同胞の救助においても艦を停止させて までの救助には踏み切れなかったと言われる。 この本では工藤艦長がなぜ、こうした救助劇を 展開させるかの背景も合わせて詳述されている。 軍人は敵兵を倒すためならどんな手段を使って も良いとお考えの方もいるだろうが、この辺りも 含めて考えさせられる内容である
by ikeda-88
| 2006-07-03 07:20
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